外方手綱の張りを保持するには? 
 輪乗りやぐう角通過の際、「外方手綱を張りなさい」または「押さえて」とよく言われるのですが、いつの間にかずるずると緩んでしまいます。逆に意識しすぎて引っ張り込んでしまうこともあり、なかなか張った状態を保てません。
 姿勢が前かがみになっていたり、こぶしの位置が間違っていたりすると思うのですが、その他に解決策などがありましたらアドバイスをお願いいたします。

(35歳・女性・乗馬歴5年)
 回転の時の外方手綱は、直線上でハミを受けているそのままの状態を保てば良いのです。乗り手の体が回転方向を向くことによって(ひじを放すことなく)外方手綱はゆずれますから十分です。もちろん引っ張り込むのはよくありません。もし馬が肩から逃げるのであればこぶしを握って押さえてください。
 外方こぶしの感覚をつかむために、回転の時に手綱と一緒に鞍の前のSOSを外方こぶしで持ってみるのも一つの方法です。

(ジョーバ博士)




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